「鮮やかな色を残したまま押し花を作りたいと思っていませんか?」
- 押し花の作り方が分からない
- 赤や黄色の鮮やかな色を残した押し花を作りたい
- しおり以外で押し花で何か作るとしたら何がいいだろう
秋になると
日本のいたるところで赤や黄色の鮮やかな色の
紅葉が見れます。
場所によってはモミジのじゅうたんが見れるでしょう。
紅葉を見ると
「もうすぐ今年も終わりか」と感じるかと思います。
一年に一回しかない「秋の記念」を残したいと
考えたとしたら
思いつくのは「紅葉の押し花」ではないでしょうか?
秋の時期は、空も赤と黄色に染まりますよね。
その美しさに目を奪われることさえあります。
なんとなく押し花の作り方は覚えているけど
もみじの赤や黄色の鮮やかな色を
長く持たせる方法は知らなかったりします。
時間がたっても、色があまり変色しない
きれいな押し花を作ることができて
記念としてキレイな姿のまま残すことができます。
押し花の紅葉での作り方
秋ですね。秋といえば紅葉です。
もみじは写真に残すのもいいですが「押し花」にすると
また違った形でその年の秋の記念を残せます。
押し花の作り方を失敗してしまって
時間が経ってパキパキと葉が折れてしまった経験が
あるのではないでしょうか ?
こんな体験を思い出しました。
グリーンランドに知人と行った時に
スタッフのおじさんから
「パーク内で四つ葉のクローバー見つけたんよ!あげる」と
一輪の四つ葉のクローバーをもらったんです。
すごく嬉しかったのでまだ覚えています。
その日は猛暑だったので、そのおじさんに
自販機で買ったジュースを差し入れしました。
四つ葉をくれた気持ちが嬉しかったんです。
大事に保管していたつもりだったのですが
もらった四つ葉のクローバーは枯れてしまいました。
ちゃんと押し花の作り方を知っていて
長持ちさせる方法を試しておけば
その四つ葉のクローバーは長持ちさせることができた。
しぜんと、押し花にしたものを眺めると
その時の光景が浮かんでくるんですよね。
人の脳って不思議です。
わたしの場合はパークのおじさんでしたが
あなたがもし大事な人にもらったお花などを
思い出として
きれいに残したいと思ったときにも
参考になるかと思います。
お花や、葉っぱは何も加工しなければ枯れてしまいますから。
紅葉の葉っぱを使っての押し花の作り方を
ここでは2つ紹介しますね。
【押し花の作り方1】
・ 紅葉の葉っぱで簡単に押し花を作る方法として
もみじをティッシュペーパーに挟んで
その上から新聞紙で包みます。
・ そのあと、本などの重しを乗せて
3日ほどそのまま置いておきます。
水分が蒸発してしまったら出来上がり!
【押し花の作り方2】
押し花専用のシートを用意して
30キロほどの重さで上から押します。
もみじに当て布をして低温のアイロンを当ててあげると
押し花が早めに仕上がります。
アイロンをあてるときはゆっくり当ててくださいね。
しっかり水分をとったもみじを
台紙にレイアウト(あなたが頭に描いているイメージの配置)して
紅葉が動かないように軽くボンドで止めます。
止めた後に透明のカバーを上からすると
バラけないできれいに保管できます。
ラミネート、専用フィルムは
クラフトショップに置いてあるかもですが
手元にない場合は何かを包むときに使う透明テープでもいいです。
※ 押し花用乾燥紙が売ってあるので
使うと時短になって押し花が早くできます。
ネットでも買うことができますよ。
押し花用シートは確かにきれいな押し花が作れますが
値段的に少し高いので
「買えない」と感じたなら重めの本で十分かと思います。
紅葉で作った押し花の色を長持ちさせたい!
紅葉で作った押し花は何もしなければ
色が少しずつ抜けていきます。
拾った時には、赤や黄色の鮮やかな見た目だったにも関わらず
茶色に変色したりもします。
なので
ここでは、紅葉の劣化を避ける方法を書いていきますね。
紅葉の劣化を避けるなら
スコッチなどの撥水剤(水を弾いてくれるもの)や
二酸化チタン溶液を吹きかけてコーティングする。
水を弾いてくれるので、水分を寄せつけないです。
押し花を密封して空気に触れないようにしましょう。
空気に触れると色が抜けやすくなります。
もみじについている水分をしっかりとることが
保存期間をのばす近道なので
しっかり乾燥させましょう。
※ 色あせ防止用の透明フィルムで覆うと色が抜けるのを
防いでくれます。
シリカゲルで完全にもみじを乾燥させれば
色が変わるのを軽減してくれます。
シリカゲルは、お菓子に入っている乾燥剤です。
ネットなどでも見かけますよ!
保管の仕方で最も安全なのが額縁に入れることです。
ドライフラワー用のシリカゲルも売ってあるので
しっかり長持ちさせたい場合は使ってもいいですよ。
【しっかり乾燥させる方法】
できれば「ドライフラワー用のシリカゲル」を使います。
1. 密封容器(透明なタッパーでもよい)に
シリカゲルを3cmぐらい入れてその上に紅葉の葉っぱを置く。
たくさんモミジの葉がある場合は
できるだけ重ならないように、シリカゲルを1番下に敷いた上に
モミジの葉をのせて
その上からシリカゲルをのせて
さらにその上にモミジの葉をのせる。
サンドイッチ状にする。
2. 蓋を閉めて密封して一週間くらいおく
※ シリカゲルは水を含むとブルーがピンクに変色します。
使った後また再利用したい場合は
フライパンに紙を敷いてピンクになったシリカゲルを弱火で加熱させます。
するとブルーに戻ります。
ブルーに戻れば何度でも使えますよ。
シリカゲルは色あせるのと、湿気を防いでくれるのでおすすめです。
お菓子を開けたらすぐに乾燥剤を捨ててましたが
シリカゲルにはいろんな使い方があるようです。
押し花のしおり以外での使い道
紅葉の葉を拾ってくると
いつのまにか20枚ほど集まってることないですか?
色が鮮やかだから、その中からもっと綺麗なものを選ぼうとして
たくさん手に持ってたという事ありますよね。
きれいなものを集めるのは夢中になります。
押し花をたくさん作ったのはいいけど
その使い道に困っているかと思います。
最近は「押し野菜」というのもあるみたいですよ!
ここでは「押し野菜」の話は割愛します。
押し花と言ったら「本のしおり」というのが定番でした。
その他には「はがき」に使うというところでしょうか。
なかなか思いつきません・・・
押し花を作ろうとして探していたところ
いがいな使い方を見つけました。
定番では、押し花で絵画を作って
それを額に入れて飾るというものですが
これじゃあ少し面白みに欠けますよね。
そこで意外だったのがハンドメイドで
「アクセサリー」や「押し花でスマホケース」を作る。
「ネイル」に使うというものでした。
アクセサリーは想像してたのですが
「スマホケース」と「ネイル」は驚きましたね。
紅葉のネイルだと少し難しいかもしれません。
(爪の大きさに合う紅葉を知らないから)
もみじの押し花のスマホケースはきっと可愛いですね!
アクセサリーも
ピアスやイヤリングに使ったり、ネックレス、ブレスレット。
考えようによっては色んなアクセサリーができそうです。
しっかり乾燥させて、コーティングをすれば
色も形も長持ちできるということですね。
自分で何かを作るというのは楽しいです!
「何を作ろうかな?」
「どんなデザインにしようかな?」
と考えて、出来上がるまでの過程を自分で知ることができるし
デザインによっては
世界に1つしかないものを作ることができますからね。
思い出を詰め込むこともできます。
あなたはどんな「押し花のアレンジ」をしますか?
押し花の紅葉での作り方のまとめ
紅葉は秋ならではの風物詩なので
短い秋の思い出を押し花として残したいと思うことは
「美しいものに惹かれる」わたしたちにとっては
自然な感情です。
北海道に来て、秋の短さをすごく実感しています。
夏が終わり10月頃になると
紅葉が散り始めている場所もあります。
10月ごろは他の地域では、紅葉の時期ドンピシャな
月ですよね。
こっちでは10月頃には雪が降る時もあります。
日本の春夏秋冬を味わえる北海道ですが
秋が短いのが寂しく思えます。
押し花をきれいに保つことができたら
すてきな記念になりますね(/・▽・)/
コメント