お正月を、【新たな気持ちで迎える為に】
【親御さん任せにしていた、正月飾りを自分たちで飾ってみよう】など
それぞれの思いで
初めて、正月飾りの【しめ縄】を飾った事と思います。
しめ縄を飾ったのはいいけれど
いつまで、飾ればいいのか?
飾った後の納め方はどうすればいいのか?
悩んでしまいますよね。
今回は、この疑問について書いていきます。
しめ縄は何日まで飾るのか?
関東では、1/1(元旦)~1/7
関西では、1/1(元旦)~1/15
ここで例外がありまして
三重県伊勢志摩地方では、年中飾ります。
※ 家庭によっては、年内に外すかもしれません
なぜ、三重県伊勢志摩地方は年中
しめ縄を飾っているのか?について話しますね(´・▼・`)
ある、男命さんと言う方が
伊勢の地を旅していました。
困ったことにその夜、泊まるところがなく
(どうしよう)と悩んでいたところ
貧しいのに、心豊かな蘇民さんが男命さんを
家に泊めてくれたのです。
泊めてくれただけではなく、【おもてなし】もしてくれました。
これに感動した男命さんは
【病から逃れる方法】を蘇民さんに教えました。
その後、病に悩む人がいっぱい出た中で
蘇民さんは病に悩むことは無かったのです。
この話から、【しめ縄に蘇民さんの名前を書いたお守りをつけて】
魔除けとして、年中飾っているんです。
人に優しくすると、自分にも返ってくるという事ですね。
一般的には、しめ縄は1/15までとなっています。
この話で
【田舎に泊まろう】という番組を、思い出しました。
芸能人がその日、泊まれるところを
自分で交渉して探すという話です。
泊まらせて貰えたら
お礼に何かお手伝いをするという。
男命さんの話と、被ってしまいました|д゚)
もし、正月に旅行やお出かけをしていたら?
この場合は、9の日にちがつく日を避けて
しめ縄を外してください。
9はあまり、縁起がよくないと言われているので・・・。
長期間の旅行や、長期間のお出かけの場合は
外せないので家に帰ってきたら
清潔な紙や、新聞紙に丁寧にしめ縄(しめ飾り)を包み
平らなところに、しまっておきましょう。
翌年までしまっておき、初詣に行った際や
神社やお寺に行った際に、お納め下さいね。
あまり、去年使ったしめ縄を、また来年使うというやり方は
個人的にはおすすめしません。
しめ縄を飾ったその後の納め方は?
神社や、お寺で
「お迎えした歳神様を燃やして、煙と共に天に帰って頂く」ために
どんと焼き(しめ縄や正月飾りなどを燃やす)をして
一年を健康で過ごせますよう!という気持ちを込める。
このような、しめ縄の納め方をします。
1/15までに行いましょう。
近くの神社や、お寺で【どんと焼き】をやっていないか?を
電話で確認するといいですよ。
北海道では、この時期は
雪が積もって、お寺や神社に行けない時があると思います。
雪が積もると、大変なので(/_;)
こんな時は、他の供養の仕方を考えないといけないですよね。
今年のしめ縄は取っておいて
翌年の正月に、地元の初詣に行った時に
しめ縄を持っていくという方法もあります。
けれど、松の内(しめ縄を飾っておく期間)の間に
持っていかないと
受け付けてくれない場合もあるので、注意して下さいね。
松の内は、地域で日にちが違ったりするので
電話で聞いてみましょう。
橙などを、しめ飾りとして使っている場合は
橙は、食べれますのでそのまま【感謝】の気持ちを込めて
食べてもいいです。
この他には、橙をお風呂に入れて【橙風呂】にしてもいいし
橙の果汁を絞って、お湯で割って頂くという方法もあります。
砂糖や、ハチミツなどを入れると
なお、おいしいと思いますよ。
しまった!しめ縄を供養し忘れた時の対処法
お正月の間って、忙しくてバタバタしますよね?
しかも、新婚だったらなおさら。
なので、しめ縄を飾ったまま家を空けてしまって
1/15が過ぎても外さないでそのままって事も。
旅行や、お出かけしたいと思いますし。
こんな時は慌てないで大丈夫です!
供養し忘れたら?
・ 翌年まで取っておいて、その際に
神社やお寺に預ける。
(預けれる期間などが決まっているので、電話で確認してみてね)
・ しめ縄としめ飾りを、広げた新聞紙の上に置いて
お塩をふってから【歳神様、私達のところへ来て頂き、ありがとうございます。】と
口に出してから、一般ゴミとは別の袋に入れて新聞紙に包んで出します。
このような方法で、納める事ができます。
1/15は、仕事が始まっている時期なので
バタバタしがちですよね。
早めに納めることを、おすすめします。
しめ縄や、しめ飾りを納めに行くときは
【収めたいのですが】【供養をしたいのですが】と
聞きましょうね。
神様なので、失礼な言い方はしないようにしましょう。
しめ縄のその後の納め方まとめ
歳神様は、【感謝】の気持ちを持っている人のところへ
来てくれる気がします。
【すみません】という言葉より【ありがとう】が多い
一年にしたいですね!
そのためには、程よいストレスならいいですが
強いストレスは感じないように
一日一日を進んでいきましょうね。
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