「夏の作り置き弁当の傷みについて気になっていませんか?」
寒い時期と違って暑い時期は「食べ物が傷みやすい」と
簡単に想像できてしまいます。
一人暮らしで、帰宅時間が遅いと
朝は寝る方を優先してしまいがち。
ので、どうしても休日の日曜日に一週間分のお弁当を
まとめて作ることが多くなると思うんですよね。
私も作り置きしていた時期があったので分かります。
それに、まとめて作った方がガス代や水道代が
節約できたりして便利ですしね!
そうは言ってもいたみ具合が気になるところ。
・ 夏の暑い時期の弁当に使っている食品の傷みが気になる
・ 経済的に優しくて楽に作れるお弁当のアイデアが知りたい
・ 夏のお弁当用に作り置きしない方がいいおかずを教えて欲しい
上記のような悩みを抱えているかと思います。
夏場に作るお弁当で作り置きをしても大丈夫なおかずが分かって
迷いながら作っている今の状況から
スピーディーにお弁当作りができるようになりますよ!
夏の弁当を傷みにくくする工夫
朝はできるだけ睡眠を取りたい!と考え
日曜日に一週間分の弁当用のおかずを作り
平日の朝に詰めて出勤しているのではないでしょうか。
何かと朝は忙しいので
一人分のお弁当でも作るのに手間がかかります。
夏以外だったら、作り置きもそんなに気にしないですが
じわじわと熱くなってくる夏の時期は、冷蔵庫に入れていても
食材が腐らないか考えてしまいます。
特に、朝ゆっくり寝てから仕事に行きたいときは
朝早く起きてお弁当を作るのが苦痛になりますよね。
けれど、夏特有の病気になりたくないから
手間がかからなくて「夏の作り置き弁当の持ちを良くしたい」と
働いている女性ならほとんどの方が思っているのでは?
ちょっとした手間で、お弁当の持ちが違ってくるので
試していただけたらです。
夏だからこそのお弁当の工夫
1. 保冷バッグに保冷剤を入れる
職業の環境で、お弁当を管理している場所が違ってきます。
職場用の冷蔵庫があればその中にお弁当を入れるというのも
ありですが
職場用の冷蔵庫がない場合は、更衣室のロッカーの中か
自分のバッグの中にランチボックスを入れていると思います。
現場でお仕事をしている方は、炎天下の中
放置している場合もあるのではないですか。
なので、どんな状況でも使える
「保冷バッグに弁当箱を入れて保冷剤を一緒に入れる」
こうすることで
おかずの傷み具合が違ってきますよ!
2. 冷凍しているおかずを凍ったまま弁当箱に入れる
暑い時期のお弁当箱は、お昼頃には生ぬるくなっています。
冷蔵庫に入れない限りは
蒸し暑い空気に触れるので仕方ないことでもあります。
冷凍食品で「凍ったまま入れるタイプ」が
売ってあるのをご存知ですか?
凍ったまま入れて自然解凍できる優れものです。
最初見かけた時は、朝バタバタして忙しい時に
冷凍食品を温めて・冷ましてからお弁当箱に入れる流れが
めんどくさいから
めんどくささを減らすために、凍ったまま使っていい商品が
出てきたのかな・・・とも思ったのですが
自然解凍の方が種類によっては美味しかったりするんですよね。
自分で冷凍したものや、売ってある冷凍食品を
一つか二つお弁当箱に入れると
保冷剤の役割をしてくれるので傷みにくくなります。
切り干し大根、ひじき煮、にんじん・ごぼうのきんぴらは
お弁当用のアルミカップに入れ大きめのタッパーに並べて
冷凍しておくと朝が楽だし、長い間日持ちしますよ。
毎回弁当に入れたい卵焼きも一切れずつ切って冷凍しておけば
朝詰めるだけだから楽。
卵焼きは出汁は入れない(ダシから水分が出るから)
3. カットわかめや、とろろ昆布を入れる
お弁当にとって水分が大敵なので
水を吸ってくれる、カットわかめやとろろ昆布を入れるのを
試してみて下さい。
カットわかめやとろろ昆布を入れすぎると
ランチボックスに収まらなくなるのでほどほどに!
4. 粗熱を取って冷ましてから詰める
おかずやご飯が熱いまま箱に詰めてしまうと
時間が経つにつれ、水蒸気が出てきます。
湯気がこもってるので仕方ないことではあります。
でも油断してはなりません。
この水蒸気がお弁当を傷めやすくする敵だったりします。
プラスチックのタッパーのようなお弁当箱は
密閉されていて
食品が冷める時に水滴がつくので
お弁当箱を選ぶなら、木でできた【わっぱ】と言われる物が
水滴がつきにくいのでおすすめです。
ご飯を冷蔵庫に小分けして入れている時は
ラップで分けているご飯をお弁当用に使うと思います。
ラップに包んだまま温めて、ラップのまま冷まして
お弁当箱に入れるというパターン。
できるならお皿に広げてしっかりご飯を冷ましてから
箱に詰めるようにすると
ますます、水蒸気がつかなくなります。
朝からこの手間はめんどくさいと思うかもですが
余裕があったら試してみてくださいね。
5. 夏場は箸で盛りつけるようにする
手についてる雑菌って結構しぶといです。
目には見えないけど
手の洗い方が間違ってると、汚れが取れてなかったりします。
汚れた手で、おかずを掴んだりおにぎりを握ったりすると
お腹の調子が順調ではなくなるので
なるべく、御箸かサランラップでお弁当箱に詰めましょう。
6. あちこちに梅干しを入れる
弁当箱に入れるご飯を簡単にいたみにくくする方法として
昔から言われてる「梅干し」を入れて
暑い時期を乗り越える!があります。
この方法はけっこう使えます。
ご飯だけじゃなくおかずにも梅を入れるのを試してみてください。
例えば
ありふれてますが・・・ササミの中に梅を入れて包む
レンコンの梅肉炒めなど。
日の丸弁当みたいに、白ご飯の上に梅をひとつ乗せるのもありですが
いくつか梅を入れて混ぜ合わせるというのもありです。
7. 白ご飯に酢を少し入れる
夏は、梅と酢と生姜を使う!と聞いたことないですか?
菌を弱らせるような力を持ってるので
梅と酢と生姜が合う料理があれば使ってみてください。
8. 抗菌シートを使う
お弁当の上に置くだけなので楽です。
スーパーのお弁当グッズコーナーに
食品の傷みを穏やかにするシートが売ってあるので
目を通すだけでも違います。
いろいろ種類があるので楽しいですよ!
傷みにくい弁当を作る時はひと手間が大事なんですね。
最初からすべてを試す必要はないので
気になった方法から試してみてください((((oノ´3`)ノ
一人暮らしだから楽にできる節約弁当レシピが知りたい
一人暮らしだと何かと出費がかさみます。
固定費はなかなか減らせないので、食費から減らして行く人が
多いですよね。
ということで
安い材料で楽にできるおかずを紹介していこうと思います。
1. きんぴら
【ごぼう、にんじん、レンコン】など
ごま油で炒めると香りがいいです!
生姜を少し加えると香りもいいし日持ちもよくなります。
2. 鶏そぼろ
【鶏そぼろの作り方】
鶏のひき肉に、生姜・おしょうゆ・砂糖を入れて
しっかりフライパンで炒める。
休みの日にたくさん作ってジップロックに平たく入れ冷凍しておくと
いつでも使いたい時に使えます。
作り方も簡単なので忙しい時でも便利です。
そぼろで作る簡単な料理をさらっと書いておきますね!
【鶏そぼろオムレツ】
【チャーハン】
【とりそぼろあんかけ】
【和風パスタ】
【鶏そぼろの肉うどん】
味にコクを出したい時などにおすすめです。
3. にんにくの芽と鶏肉の甘辛炒め
にんにくの芽がピリッとしてアクセントになりますので
辛いのがお好きなら
気持ち、にんにくの芽を多めに入れてもいいですよ。
作り方に関しては
割愛しますが、甘辛なので
醤油ベースの味に唐辛子か豆板醤を加える。
中華風の味にするのがポイントです!
4. 蒸し鶏を使った料理
休みの日に蒸し鶏を作っておくといろんな料理に使えます。
炊飯ジャーで蒸すのもありですが
冷凍食品で蒸し鶏が売ってあるのを見かけるので
1から作るのがめんどくさかったら、チルドを使うのもいいですよ。
【蒸し鶏のわさびマヨ醤油炒め】
蒸し鶏に焼肉のタレを絡ませてわさび・マヨネーズ・醤油を絡ませます。
【蒸し鶏とネギの塩たれ炒め】
塩だれが売ってあるので、たくさんのネギを入れて
塩だれを蒸し鶏に絡ませます。
楽に一品のおかずが出来上がります。
5. 鳥手羽の酢醤油煮(味濃いめで)
お酢を入れるのと、味が濃いめというところがポイント!
夏に腐りにくくする工夫が入れ込まれています。
6. なすとピーマンの甘酢炒め
お酢を使っても違和感がない料理だったら、どんどん
お酢を利用してください。
なすとピーマンは冷凍できるので、冷凍していた方が
使いやすいし長持ちします。
腐るのを心配せずに使えます。
基本的には、水分があまりないカラッとしたおかずを作るのを
意識してみましょう。
夏場にお弁当用に作るおかずの中で不向きな料理は何?
夏場にお弁当用に作るおかずの中で不向きのものがあるので
ふんわりとでも覚えていただけたらです。
暑い日に作るお弁当用のおかずに避けたい料理
1. 揚げ物
揚げ物は出来立てが一番美味しいのはもちろんですが
それだけではなく
冷めると水分が出やすいです。
時間が経った揚物を見てみると、しな~となっているのを
目撃したことがあると思います。
2. サラダや、水分が多い野菜
お弁当には水分が大敵とお伝えしてきました。
蒸気や水分は食品を傷める原因なので
なるべくカラッとしたおかずを詰めるようにしましょう。
お野菜を入れたい時は
さっと炒めたり、茹でたりして入れるのをお勧めします。
3. 炊き込みご飯
味を濃く作れば良さそうですが
傷みやすいです。
どうしても炊き込みご飯をお弁当に詰めたい場合は
「梅と生姜の炊き込みご飯」が良さそうですよ。
4. チャーハン
味がついたご飯は腐りやすいんですね。
特に卵を使っていると
傷みを早めることになります。
5. 生野菜を使ったサンドイッチ
生野菜もNGだし、水分を含んだパンもNGになります。
結構サンドイッチ用のパンは水気を吸収しますので
サンドイッチを入れたい場合は、パンを揚げてください。
6. 生かまぼこ
焼かないでそのまま練り物を入れる場合もあると思います。
けれど今の時期は暑いので
練り物を詰める時は火を通す方がいいですよ!
注意点を書いておきます。
おかずを作り置きして次の日に弁当箱に詰める時は
なるべく、おかずを温めないで冷たいまま持って行きましょう。
多分電子レンジがある職場が多いと思うので
職場で温められます。
何度も温めたり冷ましたりを繰り返すと傷みやすくなります。
冷凍食品に限っては(保冷用に使用する物以外)
家で電子レンジで温めて冷ましてから詰めるようにしましょう。
合わせてどうぞ
夏の冷蔵庫食品の日持ち 開け閉めでの温度変化や料理の作り置きが大丈夫なおかず
夏の弁当を痛みにくくする工夫まとめ
夏場の弁当作りは気を使いますね。
暑さで傷んだお弁当を食べて具合悪くなったら本末転倒です。
梅やシソ、生姜やお酢をうまく使って
夏でも楽しく料理をしましょう。
辛いものや、味が濃いものを選ぶのも腐りにくくするコツです。
工夫の仕方によっては、作り置きしている弁当用のおかずが
長持ちするので試してみてください。
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